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1・2年次 課題研究 全体発表会

20190128_課題研究全体発表会

 1月28日(月)に本校アリーナにて、1,2年次合同の課題研究全体発表会が行われました。
当日の日程と発表グループ内訳は以下の通りです。
9:25~9:50 開会式
10:05~11:25 グループA・B発表
12:10~13:35 グループC・D発表
13:55~14:50 最優秀班による発表
15:00~15:40 閉会式・講師講評
発表グループ表


 午前中は「ポスターセッション」という形式で、全87班が自分たちの研究をまとめた2枚のポスターをパネルに掲示して発表しました。昨年までは2年生が発表し、1年生は見学していましたが、今年からは1,2年生が合同で発表する形式となりました。また、研究の内容についても今年からは大きく変わりました。SDGsという国連が定める17の目標に基づき、地域活性化を目指して白石に密着したものから広くは世界のためになるものまで様々な研究を行ってきました。
発表の際は、最初こそ緊張している班が多く見受けられましたが、だんだんと慣れてくると身体も大きく使ってプレゼンをするようになっていました。見学している生徒たちも真剣に聴いていて、発表が終わったら積極的に質問をしている生徒もいました。教員も生徒の発表を見て周り、質問やアドバイスなどをしていました。

 午後は各群の最優秀班が発表され、全体に向けて4つの班が発表を行いました。最優秀班は以下の通りです。
Ⅰ群:地方創生ツーリズムゼミ2班「白石市の宿泊・観光~新イベント実行計画~」
Ⅱ群:人文科学教育問題ゼミ2班「学校の事情~いじめ問題~」
Ⅲ群:社会科学世界の格差ゼミ6班「ガーナの子供たちの労働問題~救え!ガーナの子供たち~」
Ⅳ群:自然科学省エネゼミ4班「白高バイオ燃料を作ろう~白高にある原料でアルコールを作れるのでは?」
87班から選ばれた代表なだけあって、内容も非常に練られており、来年の課題研究でさらに内容を深めていってほしいです。

 閉会式では、講師による講評が行われました。講評を頂いた講師の方は以下の三名です。
小林恭士氏(宮城教育大学理科教育講座准教授)
若林春日教頭(本校教頭)
大窪和明氏(東北大学大学院国際文化研究科准教授)

 小林氏からは「今日までの成果を胸の前でハンドサインを作って教えてください。グー(頑張ってやりきった。)、チョキ(どこか他人事だった。)、パー(時間があればもっとできた。悔しい。)で表してください。」という指示があり、その結果パーが多くみられました。「パーが多かったのは予想外です。その気持ちを是非大事にしてください。また、私の感想を一つあげるとすると、生徒から質問がポツポツとあがってきてよかった。皆さんはそれを自信に思ってほしい。社会に出たときに必要なスキルです。皆さんは今、小さな一歩を踏み出しました。」との講評を頂戴いたしました。

 若林教頭からは「学校は勉強だけするところだと思いますか?社会のルールや人間関係も学ぶところですよね。今回の課題研究は後者を学ぶためのものです。そこで2つアドバイスをすると質問の仕方についてとプレゼンの仕方です。質問の仕方は今のままだと社会や世界に通用しません。社会や世界では、『質問をしない=話を聞いてない』ことになります。また、内容もどうでもいいわけではなく、“発表者が気づけなかったところに質問をできる人間”がこれからは必要になってきます。また、プレゼンの仕方ですが、世界についてと大きなテーマで発表しているところは、いかに身近なテーマに落とし込めるかが大事になってきます。聴講者は、自分に関係あることには興味をもって聞いてくれます。」との講評を頂戴いたしました。

 大窪氏からは「感想は簡単に言うと3つあります。1つ目は、もっと内容を深くできるはず。2つ目は、課題解決に必要なステークホルダーを用いて表してほしい。3つ目は、もっとデータを活用してほしい。」との講評を頂戴いたしました。そしてその後で『SDGsの到達度ランキングではなぜ日本が15位でスウェーデンが1位なのか。』『白石市と仙台市の人口増減の理由や原因』というテーマで実際に3つのポイントをふまえたプレゼンをしていただきました。生徒たちの来年の指標になったことと思います。

 そして、最後に加茂教頭から「発表の仕方やプレゼンの仕方はもとより、課題の見つけ方が上手でした。本格的に課題研究を始めた初年度とは思えないほど大成功だったと思います。これから社会では、エリート(頭がいい)ではなく、ニューエリート(高い課題解決能力・行動力を持っている)が必要になってきます。是非、課題研究でその力を磨いていってください。」との言葉を頂戴いたしました。

 今年から1,2年生合同で行ったり、SDGsに基づいて行ったりなど、初めてのことに多く取り組んできた課題研究ですが、生徒たちの頑張りや研究意欲で素晴らしいものになりました。来年度の課題研究では今の1年生が初めて2年目の課題研究を迎えることになります。どのように成長した様子が見られるかは未知数ですが、さらにパワーアップしていくことを期待しています。
 また、今年の2年生の多くは班長として引っ張っていったり、積極的に活動を行ったりと、主軸となって活動してくれました。来年ある受験や社会に出たときに今回の課題研究で培ったスキルが少しでもプラスになってくれたら幸いです。

まだまだ課題研究は終わりませんが、この全体発表で一区切りとなります。1,2年生のみなさん本当にお疲れ様でした。また、講評を頂いた講師の皆様、ご来場された保護者の皆様本当にありがとうございました。

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